福岡県立大学からの実習生(その1)
このふれあいの里とばたには、西南女学院大学をはじめ、色々な大学、高校や中学校から実習生が訪れていることは何度もこのブログでご紹介してきました。
現在は、西南女学院大学看護学科の学生と福岡県立大学社会福祉学科の学生が同時に実習を行っております。
今日は、福岡県立大学の実習生を紹介したと思います。
その1でご紹介するのは、福岡県立大学社会福祉学科3年の栗野智香子(くりのちかこ)さんです。
ふれあいの里とばたでは、「相談援助実習」という科目で、約1か月の間、実習を行います。
栗野さんが社会福祉学科に進んだのは、栗野さんが高校一年生の時にお爺さんが脳梗塞で倒れ、その後ご自宅にヘルパーさんやケアマネさんが訪ねて来るのを見て介護の世界を知り、他にもご家族や利用者の相談にのり援助する仕事があることを知り興味を持ったからだそうです。
このふれあいの里の印象を聞いたところ、スタッフが利用者の基本情報とは別に、その日の気分や利用者が今どうしてほしいと思っているのかなど、事細かに理解されていることにとても驚いたそうです。また、他職種との連携がとても密で、情報の共有がすごく出来ていると感じたそうです。
今回の実習では、介護度がそれぞれ異なる複合施設で実習できたことで、認知症といっても、ずっと話を聞いてあげる方が良いのか、そっとして一人にしてあげる方が良いのか、アセスメントシートだけでは分からない人それぞれの生活事情やバックグラウンドを理解した上で利用者に接する重要性を学んだそうです。
卒業後は、直接利用者と関われる施設の相談員になりたいと言っていました。
実習はあと少し続きますが、最後まで頑張ってくださいね。
社会福祉士の資格取得に向けて、ふれあいの里とばたのスタッフ一同、応援しています!