永年勤続者表彰
今日は前回からだいぶん時間がたちましたが、永年勤続者の紹介をしたいと思います。
今回は10年目の表彰を受けた特別養護老人ホームの介護スタッフ、堀 真由美さんをご紹介したいと思います。
①10年間のうち、1番嬉しかったことを教えてください。
A:同期会!!入社してから定期的に同期たちとご飯や温泉などに行っていました。5年表彰の時には皆と初めて旅行にも行きました。それからは毎年のように色々なところに旅行に行き、同期との思い出は今となってはかけがえの無いものになっています。今では退職したスタッフもいますが、交流は続いており、一生の付き合いができる同期と巡り会えた事はとても嬉しい財産です。絆は永遠!!
今でも同期会が続いているのはすごいですね。
②10年間のうち、1番辛かったことを教えてください。
A:関わったご利用者を施設で看取るとき。死は必ず誰にでもやってくるものですが、この仕事に就くまではあまり身近なものではありませんでした。ここに勤め始めて何度か看取りの経験をさせて頂きました。自分がお世話させて頂いた方は特に思い出もあり、亡くなるのを見守る時は感情移入してはいけないと分かりつつも、とても辛い気持ちになっていました。入居者自身、またご家族にとってどのようにしたら理想の最期を迎える事ができるのか、一人ひとりの気持ちに寄り添った支援をしていけたらと思います。
確かに、特別養護老人ホームでは看取りを辛かったことと感じるスタッフは沢山います。しかし、その入居者の最期の時間に寄り添えたことに達成感を感じるスタッフも多くいるようですね。
③ふれあいの里とばたで働いた10年間を振り返って。
A:10年過ぎるのは、あっという間というのは本当でした!!(笑)西南女学院大学の出身で当時のゼミの杉原先生の考えに感化され、ふれあいの里とばたに入職したいと思いました。有り難いことに上司をはじめ、スタッフにも恵まれて介護の事について色々と学ばせてもらうことができ、特別養護老人ホームだけでなく、ショートステイでのスキルも身につけることができました。まだまだ学ぶ事は沢山ありますが、10年続けられた事は私にとって誇りです。
ふれあいの里とばたには、西南女学院大学の卒業生が多く活躍しています。昔習ったことのある先生が理事や評議員になっているので、館内でバッタリ遭遇することもあるみたいです。
④金一封の使い道
A:入社して10年!!結婚して3年!!とても有り難いことに今年は子どもに恵まれ、今月いっぱいで産休に入らせてもらうことになりました。金一封は、少しだけ夫婦で美味しいものを食べて(コロナでステイホームなので家で焼肉にしようかな)残りは子どもの将来のために貯金します。ありがとうございます。
すごく幸せそうで良いですね。また育休が終わったら帰ってきて15年の永年勤続表彰を目指してください!
福岡県は、緊急事態宣言が解除されましたね。
でもここで気を許すと、また蔓延する恐れがあるので、もうしばらく皆さんステイホームで良い週末を!